それがトイガンスパイラル?

昨日の続きというか……。


マルシンがモデルガンで、コルト・ガバメントのMkIVシリーズ70を出すという。

ガバをリリースするのはまあ判るのだが(というか、90年代前半のM92FS系以降、新規設計のオート出してないよね)、なんでシリーズ70なのだ?

コルト1911系.45オートはエバーグリーンな人気アイテムだが、何故か昔から、所謂コンバットカスタムや、それ以降のレースガンやタクティカル系等の一連のカスタムとか、はたまたスプリングフィールド・アーモリーやデトニクス等の1911クローンでない
“コルト製すっぴんのノーマル”
となると、軍用のM1911A1をのぞくと意外と少ない気がする……というか、大半がS70の様に思う、何故だ!?

シリーズ70は1970〜1983年頃まで生産され、以降はAFPB(撃針自動ブロック)を組んだシリーズ80にバトンタッチした。

ってか、コルト社のサイトで2011年カタログを見ると、S70復活してるじゃん! 

まあ、ともかく。
S70刻印のガバのトイガン、とくれば、MGCのGM2カスタム(刻印打ち換えのノーマル&タークスペシャル)とGM4ナショナルマッチが元祖だろう。これらは字体が大きい、所謂“ラージ刻印”だった。
(あ、あとマツシロのカート式プッシュコッキングのエアガンも)

広く普及した、という点では、間違いなく1982年夏に登場のMGC・GM5だろう、ここで現在よく見る細い刻印に変わった。
で、マルゼンのエアガンがカート式プッシュ・コッキングで出たが、これもS70。更に85年頃にコクサイのエアガンがカートレス・プルコッキングで出たがやっぱりS70。

……レール敷かれちゃった?(多分続く)