マニア様がキテる「モデルガン戦隊」第5回

「へへ…かっこいいだろ」

当時、MGCカスタムワークスで製作されたエングレーブドGM5。得意げなさとる。
ところが動かない。通常分解すると「シアーがかけてら!」
そこにブロッケン博士。
「ついにゼウスの本拠地を発見したんじゃよ」
クナダとの国境にあるミンダスという町、そこに住む少女、リージャからの通報だという。黒髪ツインテール娘(に変装)の写真を見せられ「おっ、かーわいい!」。
さっそく逆次元のミンダスへ飛ぶ三人、だがリージャは待ち合わせ場所に現れず、通りがかった警察署長に連行される。モデルガンを取り上げた署長は
「うるさい、この町じゃおれ様が法律なのよ! さっさとブタ箱にはいんな!」
だがさとるは署長に体当たりして倒す。三人はモデルガンを奪い返し脱走!
「ぶ、ぶっ殺してやる、あのガキども」署長の正体は、ゼウス7号だった!
「まるで、さっき見たランボーみたいになってきたな」
ゼウスに乗っ取られた警察に追われ、山の中に逃げ込むモデルガン戦隊。
だがさとるのガバメントは未だ不調。よしおはモーゼルの快調なフルオート! で、あっさり撃ちつくす。あきらはM92SBを撃ちまくるが、予備弾を署に忘れてきたことに気づく。「ぜ、絶体絶命だ」

巨岩を追っ手に落として、かろうじて逃走するが、近隣の山は署長の庭同然である。報告を受ける署長のそばでリージャは変装を解き、復讐の誓いを新たにする。
逃走を続けるさとるたちは突如UFOと遭遇! 「にげろ!」――だが、UFOは飛び去ってしまう。

その頃、署長のもとを訪れるゼウス8号。「まもなくゼウス総統がお見えになるぞ!」

朝になったら、7号のマグナム軍団と8号のマシンガン軍団で山狩りし、「三人をぶっ殺す!」

洞穴の中で野宿する三人、よしおがさとるのガバを修理していると、あきらは懐からワルサーP38のマガジンを見つけた。
「こないだコンバットごっこをしたときにいれたままだったんだ!」マルイP38のカートは、M712と共通なのだ!
「これで三人のモデルガンがそろったぜ!」ちょっとまて、あきらのカートは?

早朝、ゼウス7号と8号の山狩りが始まる。激しい銃撃戦で次々に敵を倒すモデルガン戦隊! しかしゼウス8号は
「きさまらの弱点はこれだ!」
火炎放射器で、ベレッタとモーゼルを溶かされてしまう。モデルガンはプラスチックなのだ!
洞穴に逃げ込むも、その入り口をふさがれてしまう。「これで、やつらもくたばったぜ」
だがリージャの表情は晴れない。そして三人は!

(続く)