マニア様がキテる「モデルガン戦隊」第7回

ネオゼウス編、スタートである。
電気椅子にかけられる殺し屋「ルガーの牙」ことマイク・コナーズ。



「棺おけの中にルガーもちゃんといれてくれよ 一人で地獄にいきたくないからな」
処刑されたコナーズの死体を引き取りにきた係官。しかしその正体はネオゼウスだった――。

死体盗難をいぶかしむハリー刑事たち。その頃、ネオゼウス本拠地では、首から下が機械化されたコナーズが――三人!

死んだコナーズは戦闘サイボーグ、バイオノイドとして生き返った。同じ記憶と性格をもった2号、3号と共に!

「バイオノイドは戦闘時には人間の十倍のパワーをだすのじゃ」

コナーズ達による銀行襲撃事件が発生、ハリーと警官隊、モデルガン戦隊が出動する。コナーズ3号が集中砲火を浴びて破壊されるが、爆発する間際に「ネオゼウス」と呟く。更に人質をとって現れた1号・2号は、その怪力でパトカーすら放り投げるが、露出した首輪を弱点と見抜かれ破壊された。

事件は解決した。しかし「ネオゼウス」と呟き破壊された、死刑囚の顔を持つロボット――モデルガン戦隊たちに緊張が走る。

さあ、いよいよ1983年8月号のエピソードである。

警察力の弱い南米に潜伏する犯罪者たち。その一人である男、エイヒマンの前に現れたのは、
「イスラエリ秘密警察だ!」
あわててワルサーP38を取り出すエイヒマン。だが、

「元ドーツ帝国親衛隊隊長  悪魔のエイヒマン。無抵抗の人々を殺した罪は重いぞ」
「うるさい ブタを殺してなにがわるい」

ウージーの連射で射殺されるエイヒマン。秘密警察が撤収した後で、ネオゼウスはその遺体を回収し――三体のバイオノイドとして復活させる!

場面一転、三次元の世界では、テストで悪い点をとったさとるがしょげている。そこにハリー刑事が現れ、一枚の写真を見せる。

「こいつがイスラエリ人ばかり狙う殺し屋?」
親衛隊の制服を着たエイヒマンの姿。「ああっ、この首輪は」「ネオゼウスだ!」
その頃、アメリア軍の次元ミサイル基地がエイヒマン1〜3号に襲撃され、コントロールルームを占拠される。連絡を受け急行したハリーとモデルガン戦隊は、基地ゲートで待ち伏せていた一人に襲われた!さとるのエングレーブド・ガバメント、あきらのMGCイングラムとよしおのハドソン・マッドマックスが火を噴く!
辛うじて倒すが、そこにイスラエリ秘密警察が現れる。


エイヒマンがイスラエリにミサイルを撃ちこもうとするのを防ぎに来たのだ。「とにかく突入しましょう」
だが、「うてるものならうってみな! おれたちがこのレバーを同時にひけば、ミサイルは発射するんだぜ」
「おれたちはイスラエリ人以外殺す気はない、さっさとでていけっ」
退却するモデルガン戦隊たち。だが
「よしお、ブロッケン博士が作ってくれたあれを使え」「照明弾か!」

二人のエイヒマンは凄まじい閃光でひるむ、そこを倒すモデルガン戦隊。


「きみたちのおかげでわが国は救われた、ありがとう」
だがハリー刑事は言う。「むかしの犯罪者を探し出して殺すあんたたちのやり方はまちがってる。礼をいわれたくはないね」
「きみたちには我々の苦しみはわかってもらえないだろう」
ネオゼウス総統は言う。
「今までのバイオノイドは光に弱かった これからは光にも強いパワーアップされたバイオノイドを作ってやるぞ」
(続く)

↑2014年6/28追記
続きは2014-6-26の記事で再開。上の検索窓を使ってください。