マルシンの新製品ラッシュ

海の向こうでまだもめてますが、
とりあえず話がどう転ぼうと
私はあのメーカーの車は買いません。
 
……がんばれ大手御三家。そしてあの国はもう少し体力つけるがいいさ。(別に大手御三家のクルマが欲しいわけではないが)

久しぶりにマルシンのサイトを見ると、モデルガンやガスガンのキットが増える様子。

ワルサーPPKのモデルガンとポリス・リボルバー3in、Kar98kのキットは欲しいなあ……。ガスガンの場合、組み上げ次第でモロに実射性能にバラつき出そうな気がするけど、どうなんだろう?
坂本竜馬の銃”のキット、組むだけならそんな難しい事はないだろうけど、パーツのすり合わせとか理解してない層(Gunに関心のない龍馬ファン)が調子に乗って買って「動かない!」とか文句たれそうな気がしてならないんだが……。

いささか気になるのは、タニオコバとのコラボという完成品モデルガンM1911A1「MT」。タニオコバGM7のM1911A1化・マルシン向けOEMではなく、あくまで従来のマルシン製ガバが基本な様子。
発火方式を閉鎖系のプラグファイアー・カートリッジ(PFC)方式――サイド発火時代は話に聞くのみだが、私が99年頃にセンター化されたものを手に入れた当時は、火薬に起因する不発以外はおそろしく快調に作動するモデルガンだった。それをわざわざ開放型のデトネーター方式にしたのは?

あくまで推測に過ぎないが、
タニオコバ:
肝心のGM7はまだ単価が高く、発火するには躊躇するユーザーも居よう。バンバン発火してもらう――カートの売れ行きと量産効果を上げるため、もう少し安価な.45オートを用意する事で裾野を広げる。
さらに、現状で“ミリガバ”を自社ラインナップに加えようにもそこまでの余裕がない。
マルシン:
プラグファイアー方式の作動はともかく、そのカートは価格とキャップ火薬詰め&発火後のクリーニングの手間が煩雑である。“発火する”モデルガンの楽しさを前面に打ち出して行きたいが、手軽に発火できるオートとして、ガス使用のハイブリッドでない機種も揃えたい。
開発時期の古いM1911A1を、タニオコバのデトネーター方式導入&金属インナーフレーム(ある意味先祖返りだが)でアップデートすれば比較的安価に、簡単かつ快調に発火を楽しめるモデルガンとなる。
という事ではないだろうか?
 
無論、確証は何もない。

とはいえ、かなり気にかかる製品には違いない。実際購入するかどうかはともかく(ABSキットが出たら確実に買うと思うが)、注目して待ちたい。
 
……ところで、M586/686ケースレスモデルガンの続報はまだか!?