バンクーバーの影響で日本中にフィギュア萌え族が増殖中ですが(違)、いかがおすごしでしょうか。
ちょっと写真を撮るネタに使いたくて、欲しくなったものがある……んだけど、ああ、もう手に入らないだろうなあ。
ドールとかアクションフィギュアとか、大抵が1/6スケール、約27cm前後くらいのサイズだが、昔、その半分の1/12スケールのアクションフィギュアやドールが存在した事をご存知だろうか?
1985年頃、バンダイが広報誌「模型情報」を中心に展開したオリジナルSF企画「スパイラルゾーン」。時々中古ビデオのワゴンセールで売られてるアレの原作――といっても中身は別物らしいが――、伊藤和典による小説版の連載好調な同年、作中で登場する装甲服“ブルソリッド”と“ハイパーボクサー”が1/12スケール、全身36箇所可動・スーツや装備品着脱可能なフルアクションフィギュアとして発売されたのだ。それぞれスーツと装備品・素体のセットで3.000円ほどだったと思う。
私は確か翌86年頃、バリエーション展開されたうちの“ブルソリッド・レイザーバック”スーツと、素体“ホワイトマン”を買ってもらい、タミヤのバイク(たしかスズキRG250“ガンマ”だ)と組み合わせて遊んでいた記憶がある。引越しその他で紛失してしまったが。
「スパゾン」の企画自体は87年頃には収束してしまったが、この素体は後に「仮面ライダーBLACK」のフィギュアに流用された。
で、更に時は流れ2001年頃――私はまだ5.6年程前だと思ってたのだが――タカラ(当時)が1/12程のサイズで、いわゆるベンダブルボディの“コンパクトドール”というシリーズを展開していた。
これも早々にフェードアウトし、最後はトイザらスの棚で赤札つけて投売りされていた記憶がある。
んで、私が欲しいのは――どうせ「スパゾン」関連はそうみつからんだろうから――後者だ。
1/12のプラモ等と組み合わせるのに、ちょうどいいサイズなのだが……以前、藤多幸久氏が「雑多えんたぁてぃめんと」で、安藤まほろヘッドを組み合わせる、なんて事をしてたなぁ。
とか考えてるうちに、手持ちの“figma”、なのはとフェイト(Stsバリアジャケット版)を見直してみる。
……これでいけそうか!?
