天気がパッとしない

洗車に行って、ついでに久しぶりに「富士」のケーキ買いに行こうかとも思ったけど、午後から雨らしい。

「いちごのこ」、ざっと目を通したが

猿が邪魔だ。
あと、描いてないってのはウソですよねお願いウソだと言って。

プリンセスGOLDの「修道士ファルコ」、敵方の証拠隠滅でどうなることかと思いきや、ファルコとオドが黒い。
そして尼僧院の陰謀、この「俗事に長けた」人材たるフィリスがどんどん話を盛り上げてくれるなあ。

大藪春彦「血の罠」数日前に読了。

血の罠 (光文社文庫)

血の罠 (光文社文庫)

正直――内容的にはどうなの、と思わなくもない。元々同人誌に発表した「野獣死すべし」みたく、ありったけのドロドロをブチ込んだ感は正直無い。プロ作家として初の長編という事らしいけど、なるほど短編を引き延ばしたような雰囲気だ。いや、面白いは面白いんだけど、大藪作品としての面白さという点では首をひねらざるを得ない。

先に映画版「暗黒街の対決」を見たせいで――あの殺し屋集団の一種の怪演? のインパクト強すぎとか、正義感の強い警官と汚職刑事の対比とか――そっちの印象に引きずられているのは否定しない。

ただ、当時はまだまだ銃器類についてのウンチクも暴走してないというか、商業誌掲載にあたってどこまで出そうか、といった勘所が本人もつかめてなかったのか、あるいは編集者と揉めたのか? ともかくあっさりしすぎている。
だから「野獣」や「金狼」、あるいは「凶銃ルーガーP08」「みな殺しの歌」みたいなのを期待すると肩透かしを食わされるかもしれない。

昨日の買い物。