読み進めて

気に入ったので原作を買う。

血の罠 (光文社文庫)

血の罠 (光文社文庫)

地方都市にトバされてきた汚職刑事が、妻を殺された元ヤクザと組んで……というプロットはともかく、いやこれ全然違う話になってるんだけど。

映画だと物語スタート時点で、元ヤクザ(鶴田浩二)の妻は既に事故死させられてるのだけど、原作ではかなりのしたたか者(映画でいうと新興大手ヤクザ組長の情婦に近いか)だし、汚職刑事(三船敏郎)にも直属の部下やパートナーはいないが、こちらはアル中の部下がついており……。

しかし、この作品、いつもの過剰なまでの銃器描写がたらないというかあっさりしすぎている。ルガーを2丁用意しても、そのトリックは無理じゃないかなぁ――ストーリー展開を優先?