「幽霊王」7巻――完結!

原作:林達永、作画:尹載皓によるホラーアクション、
「幽霊王」が、7巻をもって完結した。

いいんだけど、
なんだかこう物足りない。
という感じが2巻以降ずーっと付きまとっていた。

元々、メロンブックスのポスターで、
メインヒロインたる“メイド”の爆乳っぷり――黒髪ロングなのもポイント高い――にやられてから、
気に入って読んできたわけだ。


……ただ、
基本的ストーリーはまあいいとして、

韓国が舞台なのを
無理やり日本が舞台にしたあたりで
ものすごく違和感が。

あと、翻訳がなんか直訳なのか意訳なのか判らないというか、「台詞がグッとこない」感じが否めなかった。


作画も――決して悪くないというかむしろ好みではあったけれど、場面転換が急すぎたりデフォルメによるギャグシーンの落差が……うん、ギャグシーンでももう少しシリアス寄りの作画であってほしかった。

辛いことにあった主人公の「望む永遠」といったところか――多分原作では、もっとそのあたりのバックグラウンドが充実して描かれてるのではないかと思うのだけど、どうか?

さすがに日本語訳されることはないと思うけど(どうなんですかキルタイムコミュニケーションさん!)、その時はちゃんと韓国でのストーリーとして出してほしいなあ。