レンタルで「Gメン75」を借りてきたのだが

違う、これは違う。


第1話「エアポート捜査線」で関屋警部補の持ってた拳銃がコルト・ダイヤモンドバック2.5inだったのだが、どう見てもCMC……おっと、これ以上はもう言えねえ。

第33話「関屋警部補殉職」で、犯人・遊佐の持っていたルガーP08の8in、これ自体は電着っぽかったのだが、ストックがMGCの金属(ホルスター兼用の伸縮式スチール製)!

で、第23話「車椅子の女刑事」。
拳銃密造犯の一味に足を撃たれて入院中の響刑事と、偶然にもその向かいのアパートに住んでいた犯人の一味である若夫婦が、覗き趣味のある他の患者のせいで知らず知らずに互いを監視し始めて……というストーリーなのだが、ブローニングM1910がどうもMGCっぽかったり、アパートから病室を監視するのにピストルスコープを外して使うのだが、それが装着されてたのが黒くてマズルインサートのあるルガーP08の8in……やっぱMGC?

当時は意外とそれが当たり前だったのか? やれやれだぜ。

今視聴中の「車椅子の女刑事」、御都合主義っちゃそうなのだが、どんどん疑心暗鬼に陥っていく若夫婦のキレ具合とか、まだ携帯のない時代ゆえに刑事部屋への連絡手段がなくて焦る響刑事とか、覗き趣味の患者の引っ掻き回し具合とか、すべてのかさなり具合にハラハラします。