今週のお題「平成を振り返る」
つくづく公衆電話が無くなったものだと思う。
携帯電話の出始めたのはまだ辛うじて昭和だったかもしれないが、ショルダーフォンなんて実際に見た覚えもなく、ポケベルを使ったこともない。
私も携帯電話を持つようになって二十年くらい経つ気がするが、あの頃はまだアンテナが露出していて、先端につけるマスコットキャップなんてのも流行った……アンテナが無くなったのはいつごろだっけ?
ケータイ本体は1円で、料金でしっかり取る様なプランも多々あったような――とにかく平成ヒトケタの終わりごろから爆発的にはびこったなあ。
考えてみれば、スマホが出てからでも、もうそろそろ十年以上経つのではないだろうか? 私の母も――いまので何代目だ? スマホ持ち始めて少なくとも十年そこら経つはずだ。
しかし……通信機器としての電話のあり方というのもずいぶん変わったものである。
「電話機として直接通話する」
という機能を使うことが滅多になくなってしまったのだ。