今週のお題「私の宝物」増えました――アルファ159、今日からオマエは私のヨメだ。

(画像は追ってアップします)

かねてからの予告通り、
ずっと追い求めていたクールビューティー

アルファロメオ159
2.2JTS 左ハンドル 6速マニュアルミッション  オルトレマーレブルー 
2006年初年度登録、走行5千キロ。
本日納車!
されました!


「マシンと会った日」
今を去ること約1年半前、静岡へ帰ってきて間もない頃、
元・伊藤忠オート系列の老舗イタリア車ショップのヤードに、その美しきマシンはいた。
当時はシルバーの方がよかったし、もちろん右ハンドル狙いだったが、距離数に唖然とした。何故こんなに走行距離が短いのだ!?

それ以来、左ハンドルであっても、心の片隅にあり――じわじわと浸食し続けた。

脳内FX選定会議――それは事実上……。
アルファ145の後継車選定、コペンをつなぎとして使用しつつ、どうするか?
国産で候補にふさわしいのはホンダCR-Zしかない。だが実際には、アルファの159とミトの同門対決でしかなかった。
ミトのアドバンテージは、実質的に右ハンドルの6速MTしかなく、しかも1.4リッターで税金が安く、コンパクト故に取り回しやすい。
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しかし、ミトはターボ&電動パワステなのがひっかかった。おまけにそのボディは、どういうわけか写真写りが悪かった。
実際見れば、ミトはなかなかカッコイイのだが、そのルックスは圧倒的に159の方が好みだったし、NA(自然吸気)&油圧パワステなのもよかった。そしていつしか心に描く159の姿は右ハンドルのシルバーではなく、左ハンドルのオルトレマーレブルーになっていた。
店頭にその肢体を休める159を見て、次第にその想いは固まっていった。
いつかあの個体そのものを手に入れてやる。ああ、きっとそうなるさ。

「先延ばしになんてしてられない」
そして一年を悶々として過ごし、明けて2012年1月「年内にアルファ買わないと、もう一生乗れないぞ!?」とパニックになる事態が発生する。生活激変の予感、だ。
家族からは左ハンドルに反対されるが、ディーラーからは、やはり159の右ハン・MTは絶望的だと言われる(右ハンのセミATなら、そこそこあるんだが)。右でも左でもMTは厳しい、となると……もうあれしかない。とうとう老舗ショップの門を叩いた。さる3月3日のことだ。
そして結論は出た。

ついに私は戻ってきた。
アルファロメオという業の深いクルマに。
いろいろと不満も出るだろう。けれど、これこそ私が追い求めた私の新しいマシンだ、新しい宝物だ。