75とエラン

昨日はクラッチペダル修理の代金支払いに、Eオートへ。

ショールームには、
ガンメタのアルファロメオ75TS
グリーンのロータス・エランSE(二代目FF・M100系)が鎮座。


75はやっとプライスタグがついた。H2年(.90y)登録、ワンオーナーで3万1千キロ。

「納屋にしまわれていて、外装もきれい」
「しかし屋根内張りの垂れやブレーキ(確かインボードだったよな……)、マフラー、プロペラシャフトのカップリングも替えた。ホラ、ずっとシャフトが回ってるから」
「?」となったが、よく考えたらフツーのFRだったら
エンジン→ミッション→ペラシャフト→デフだから、ニュートラルならシャフトは回らないけど、75のようなトランスアクスルだと、
エンジン→ペラシャフト→ミッション&デフだから、ニュートラルにしててもペラシャフトは回りっぱなしで消耗するのか、なるほど。

昔、「ボルナツ」(無印時代)末期、75を買ったむねピー画伯がイケガミさんの工場内でブリッピングして「長いシャフトの回転で横方向へヒネられる!」とかはしゃぐワンシーンがあったが、実際どんなものだろうか。あと頭上のスイッチとかもそそられる。
……子供の頃、アルファなんて知らなかったけど、当時見せられてもこのカッコよさは理解できなかったろうな。


二代目エランは、じっくり見るとグレー&イエローのレザーシートの配色とか、インパネ周りの造形とか、そして全体のフォルムといい適度な古さがじわじわくる。
リアルタイムでは知らなかったクルマだが(なにしろジャパン・アズ・ナンバーワンな時代のホンダ好きだったので)、後年に西風の――「CROSS ROADS」だったと思うが、FFエランに関するエピソードを読んだりして知ったように思う。
……いやまて、昔、市内某所の中古車店で、起亜ビガートのバッジ替え仕様を見た覚えがあるぞ。実際に知ったのはいつだ自分……。

ここらでふと気が付くが、エランのリアウィンドウにステッカー。アトランティック商事!?

75の方もリアウィンドウに大沢商会のステッカー。……なんという過去からの遺産。。

私の145は既にフィアットオート・ジャパンでアレーゼ店が展開されてた時代だし、159もアレーゼからアルファロメオ店に転換しつつある時期のだったか? そして今はFAJからFCAジャパンに移行し、アルファはフィアット/アバルトから切り離した専売店のみと、どんどん変わっていく。


過去からの贈り物をじっくり眺め、よい休日の午後でございました。