特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
フツーの流行ものに背を向けて生きるきっかけのひとつ、となったのが、
新井素子の作品群である。
- 作者: 吾妻ひでお,新井素子
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/08/25
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ひでおと素子の愛の交換日記〈2〉方向音痴がなおるわけ (角川文庫)
- 作者: 新井素子,吾妻ひでお
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1987/02
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ひでおと素子の愛の交換日記〈3〉ぼくのせいじゃない (角川文庫)
- 作者: 新井素子,吾妻ひでお
- 出版社/メーカー: 角川書店
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ひでおと素子の愛の交換日記〈4〉なんと!最終回 (角川文庫)
- 作者: 新井素子,吾妻ひでお
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1988/06/01
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- 作者: 新井素子,coco
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/09/09
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- 作者: 新井素子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/07/28
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というか、吾妻ひでおも混じってるが。――確か、たまたま「ふたりと5人」を知っていて、そっちつながりで「交換日記」の面白さにハマってしまったのだ。
いやもう十代前半の私にとって、新井素子の文体って実に新鮮というか奇抜というか、「すとんとはまった」のだ。
今でいうラノベ的というか、それに相当するものとしては角川スニーカー文庫とか集英社コバルト文庫、朝日ソノラマ文庫が既に存在した
(秋元文庫とかもギリギリ存在したけどね)
わけだが――。
新井素子のうわっうわっきゃっちょっとちょっとなんなのよおという文体と、吾妻ひでおの圧倒的なまでに美少女描きっぷり!
(あともちろん秋山協一郎の編集者としての存在感とか)
そしてその流れというか広がりとして、ハヤカワ文庫のあれこれへ広がっていくのである。
(つづく)