本が読めたり読めなかったり。

久々に、ジョセフ・ローゼンバーガーの“リチャード・カメリオン”シリーズを読む。
死の商人(Death Marchant)”と呼ばれる謎の暗殺者カメリオンのデビュー作「デス・マーチャント登場」に、不時着した日航機に乗っていた要人を追って北朝鮮へ潜入する「サンダーボルト作戦」、そしてソ連の最高頭脳が生んだ秘密兵器を破壊すべく、シンベット(イスラエル諜報機関)と共にエジプトへ向かう「精神破壊装置」。

作中、KGBが使う謎の“ゾルトフ43口径”が実に気になる……ローゼンバーガーが執筆当時、何かそういう銃が実在するという噂でもあったのだろうか?
他の作品でも.44オートマグや、リー・ジャラスがかんでいた当時の.357JMP(ジャラス・マグナム・ピストル)弾仕様のオートマグ・バックパッカー、ヴェガ.45口径(1911系クローンの一つ)やLES・P18なんてのが出てきたりもしたが……確か昔のコンバットマガジンで、明日蘭(イラコバ)氏のイラストで紹介されてたっけなあ。
 
――そーゆーのを読んでるのに、未だに「死なない男に恋した少女」6巻はまだ途中なんだよなぁ。