多分ね。
昨日はフリーマントルの「殺人にうってつけの日」を買ってそのまま読了。
- 作者: ブライアンフリーマントル,Brian Freemantle,二宮磬
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/10
- メディア: 文庫
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つまらなくはない、というか、面白いには違いないんだけど、
誰に感情移入すればいいのかわからん、というのが正直な感想。
メイスンが自分を裏切った妻に復讐する、というのは判るとして――ああ、そりゃ妻は亭主を裏切るわなあ、と言わざるを得ないし、同房の男は結局立場も何もないのか、とか、読み返せばまた違う感想は出てくると思うけど……。
元妻アンの恐れと、その再婚相手である元KGBエージェントの感覚のズレ(頭はキレるけどあと一歩が足らんなあ)とか、どうにも落ち着かない気分にさせられた。
とりあえず、
あの刑務官だけは同情なんかしてやらない。