今日はまあ平穏な日だったといえよう

多分ね。



昨日はフリーマントルの「殺人にうってつけの日」を買ってそのまま読了。


殺人にうってつけの日 (新潮文庫)

殺人にうってつけの日 (新潮文庫)


つまらなくはない、というか、面白いには違いないんだけど、
誰に感情移入すればいいのかわからん、というのが正直な感想。


メイスンが自分を裏切った妻に復讐する、というのは判るとして――ああ、そりゃ妻は亭主を裏切るわなあ、と言わざるを得ないし、同房の男は結局立場も何もないのか、とか、読み返せばまた違う感想は出てくると思うけど……。

元妻アンの恐れと、その再婚相手である元KGBエージェントの感覚のズレ(頭はキレるけどあと一歩が足らんなあ)とか、どうにも落ち着かない気分にさせられた。


とりあえず、
あの刑務官だけは同情なんかしてやらない。