荒野や宇宙に盗まれた

昨日買い忘れた「Tipo」を確保。

Tipo (ティーポ) 2014年 02月号 Vol.296

Tipo (ティーポ) 2014年 02月号 Vol.296

……アルファ147も、前期型はもうアレか!? アレなのか!?
それはさておき、借りてきてたDVDを見ていた。

黒沢監督の「七人の侍」と言えば日本映画界に残る傑作なわけだが――問題は、私は未見なのだ。

で、今回見たのはやっぱり未見だった「荒野の七人」である。

マックィーンは「ブリット」以前だからまだホントに若い! 水平二連のショットガンに散弾を装填するシーンで、耳元でショットシェルを振って“チャッチャッ”と中の散弾の粒を鳴らしてから装填するシーンとすか、なるほど小技が効いている。

ユル・プリンナーは、子供の頃にみたロボットの本に出てきた――「ウエストワールド」のガンマン(顔の下半分が機械)の写真の印象が強くてなあ……。

で、見ていくと、昔読んだモデグラの記事を思い出した。1987年の7月号だったか、高橋昌也・近藤和久コンピの――「野武士ふたたび」だったか、実は生きていたバルク大尉が、野盗に襲われる村を守るためMS乗りを募って戦う話だった。――あ、これだ。
http://allthatgundam.web.fc2.com/novel/mssenkigaiden.htm

チコと村娘のロマンスとか、ベルナルドと子供たちの交流とかもいいが、印象に残るのがロバート・ヴォーン演ずるリー。ヴォーンといえば「ブリット」のチャルマース議員の印象が強い(実際本作でも何気に偉そうだ)が、恐怖感にかられ戦闘では壁に張り付いて身動きできない上、夜中に悪夢にうなされ酒にひたる。
テーブル上のハエ3匹を手でスパッと掃った、と思いきや、手の中に1匹。「昔は3匹とも掬えた」と嘆く。(ハーヴェイ・ロヴェルを思い出すな)

返却するまでにもう一度見たいなあ。