「きみは知っているわけではない。それはきみの考えで、事実ではない」

速水螺旋人氏の影響ではあるが、しばらくはタイトルをハミルトンの「殺しの標的」の台詞からとることにしよう。

殺しの標的 (創元推理文庫)

殺しの標的 (創元推理文庫)

殺しの標的―非情!拳銃アクション (1981年) (Futaba novels)

殺しの標的―非情!拳銃アクション (1981年) (Futaba novels)


とりあえず「じ〜く」を立ち読みして、買おうか悩んだわけだが……いやさ、買うのは確定なんだけど、釈然としないのよ。

買う最大の理由は、ILMA Expressさん
http://www.ilmaexpress.net/
の「三式少女戦車団」第一話が載ってるってことなんだが――。
全体的に、なんというか――基本的な芯がないままに作っちゃった、という気がしなくも無い。
つーかね? なんか、こう、しろうと氏やEXCEL氏の作品ならもっとじっくり長い尺で読みたいし、なおかつNorio氏のイラストコラムとかも欲しいし、それ以前にその号別のテーマってのはやっぱ必要なんだな、ってのも判るし、
……いっそ滝沢聖峰氏による、ムトベ氏やタニコバ氏の「トイガンデザイナー・ストーリーズ」とか、「イチロー・ナガタかく戦えり」みたいな作品とか。

えーと、これはアレだ、ヘタすると白夜書房の「バトル・ゾーン」とか「コミックアクションシティ」とか、笠倉出版社の「コミックマルガリータ」とか、あんなカンジに。

……そうでなかったら、
オークスの同人アンソロジー
みたいな状態に
なってしまうんじゃないか?

昔のセイントテールとかレイアースの時代は、まだLLパレスくらいしかなかったし、そういう意味ではオークラ出版のアンソロジーは……いやその、お手軽に作ってたというわけではないかも知れないか、それでも、ね?

……コミックDO-PEとかファンロードくらいのカオスっぷりを見せてくれるならいいんだが、なぁ。
ここまで書いたからには、明日買いに行くよ、行きますともさ。