結局は「センター」で通りそうな気がするんだが……。

静岡新聞の夕刊を読んでいたら、新静岡センター建て替え後の新名称が公表されていた。

新静岡セノバ」!
http://www.cenova.jp/

……セノバ?

新静岡センターとは、静岡鉄道・静岡清水線(つっても現在では他の路線は無いが)の新静岡駅しずてつジャストラインのターミナルであった駅ビル型ショッヒングセンターである。

私は子供の頃、市の中心部にあった小学校までバスで通っていたので、ほぼ毎日新静岡センターに行っていた。
狐ヶ崎ヤングランドの写生大会で賞を取ったとき(あったんだよ、そういうことが……)、ここの静岡鉄道本社で表彰されたりもした。

近年では丸善がテナントとして入っていたので、静岡に帰ってきたときは、やはりよく足を運んだ。ビルは古かったし地味ではあったが、各テナントは賑わっていた。

とはいえ、1966年オープン以来40年以上の歴史を重ねて、となると、やはり老朽化やキャパの問題はつきもの。
2009年1月に閉館となり、取り壊しと建築が始まったわけだが……。

さびしい、な。

新しくなった「セノバ」、その由来は
英語の“CENO(新しい)”とスペイン語の“VA(進む)”、
もうひとつ、“CENTER(中心)”と“NOVA(英語の「新星」/ラテン語の「新しい」)”
を組み合わせた造語だそうだ。

新しいテナントとして東急ハンズ(考えてみれば、静岡鉄道は元々東急の資本だったな)、以前のテナントである丸善が入るというのは期待大だが、今年10月のオープンはどうなるだろうか?

詳細はおいおい判るだろうが、こうしてみると、改めて往年の新静岡センターについて色々知りたくなってくる。
新静岡センターの歴史についての記録集とか無いかなぁ……。

無くなった今でも「センターの裏手」とか「センターの近く」と言ってしまう新静岡センター
あの姿を、どこかに残してみたい。