まだ読んでない本を読みたい。もっと、もっとだ。

ここ数年、一般教養として読んどかなきゃなぁ、という本を読めて無い事について、深い焦燥感にかられる。 
読む本の傾向が偏りすぎて、世界がどうにも広がっていかない。
小説にしても、十代の頃に読んだ「戦闘妖精・雪風」や「銀河英雄伝説」、一連の「87分署」シリーズほどの衝撃を受けた作品に出会えてない気がする……。

戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)

戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)

というか、チャンドラーやロバート・B・パーカーなんか、十代のうちに読んでおけばよかったなぁ、と今になって後悔している。

最近は衝動的に、ヘニング・マンケルの「殺人者の顔」を買って、「マルティン・ベック」シリーズ以来のスウェーデン警察ものにワクワク。
署長代理である主人公ヴァランダー警部が遭遇する、凄惨かつ不可解な事件。ラストはいささかあっさりな気がしなくもないものの、そこに至るまでの二転三転する展開と、ヴァランダー自身のキャラクターにすっかり魅せられた。
で、二作目「リガの犬たち」を読んでいる。ゴムボートで漂着した死体が発端となり、ラトビアへ派遣されるヴァランダー。そこで彼が巻き込まれる陰謀!
田舎警察の捜査官が巻き込まれるような事件か!? と思う展開だが、彼はいったいどこへたどり着くのか!?

殺人者の顔 (創元推理文庫)

殺人者の顔 (創元推理文庫)

リガの犬たち (創元推理文庫)

リガの犬たち (創元推理文庫)

 
そして、それを読み終わらないうちに、賀東招二コップクラフト2」がいつの間にか出ていたので、アニメイトで確保。
コップクラフト2 (ガガガ文庫)

コップクラフト2 (ガガガ文庫)

この分なら、時間はかかっても3巻は出るんじゃないかと期待するのだが……。
 
つーか、最近ホントに小説以外の教養書とか、あるいは古典的名作とかを手当たり次第に読みたいんだよなあ……。世界を広げるために!