好きな音楽の傾向というのは、いつ頃決まるものだろうか?
私の場合、子供の頃にカーステレオから流れてきた八神純子や渡辺真知子、庄野真代あたりが一種のソウルミュージックといえなくもない。
小学校の高学年から中学校の頃になると、叔母からもらった60〜70年代の古いドーナツ版――つまりEPレコードだ――をひっくり返したり、ミュージックテープでグループサウンズを聴いたりしていた。
あと、コミックボンボンでコミカライズの連載されていた「Zガンダム」最終回、ドルク中尉の影響でディープパープルを聴いたりもした。その流れでツェッペリンもちょっとだけ。
中古レコードでは、「恐らくもうCDにはならんだろうなぁ」と思われるものを好んで買ってくる。70年代ディスコミュージックとか、あるいは何やらキワモノ感漂うのが好みだ。
世代的にはブルーハーツとか米米クラブとか、はたまた尾崎豊あたりのはずなのだが、そのすべてをことごとくスルーして現在に至る。基本的にはリアルタイムで流行りものに手を出す事はあまりない。
しいて「流行りもの」に手を出したと言えば――やはり、近年の一連の東方アレンジだろう。
とりあえず、私の好きな中からどれか、と問われれば――これか。無人島へ持っていく音楽となれば、私は真っ先にこれを挙げるだろう。
炸爆するホーン 飛散するリズム
魅麗のハーモニーで今 あなたを侵略する
スーパー・マルチ軍団
スペクトラム
1979〜1981年にかけて活動したブラスロックバンドだ。
ローマ風のキンキラな甲冑! 歌う! 踊る! トランペットが回る!
元々、中古レコードでEP盤「トマト・イッパツ」をジャケ買い。そのファルセットボーカルとホーン、“ワッチコン ワッチコンコンコン”の謎のフレーズ……もう大好き(笑)
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活動期間も短く、恐ろしくマイナーといえばマイナーだが、これこそ「聴いておけ」だ。