ふじたゆきひさ氏描くところの“遠藤みる”さんが可愛かったから購入したんですが何か？
昨年の静岡ホビーショーで、ファインモールドのブースで気になった一品ではあった。が、実際に店頭で“模型流通限定版”というシールの張られたパッケージを見て……税込3.990円という価格にちょっとひるむも購入を決意。
後で、“プラモとして模型店へ流通”と“教材として学校などに流通”とで分類してるのだと気が付く。
プラモのそれを含む各種金型製作のための工作機械“マシニングセンタ”。今までにもタミヤ本社工場を見学して、金型や銅マスターを製作している風景を見たが……なるほど、これはそのための機械なのだな。
ファインモールドが製品化したのは、牧野フライス製作所の“V33i”。成型色は紺・白・水色・透明で、塗装しなくても大まかな雰囲気は出るようになっている。
パーツに湯じわや、スナップフィットの穴のせいでヒケがちらほら……気にせずサクサク組むべきかナァ。
実機解説をまじえた組立説明書(組立の各パートごとに役割まで解説している)はなかなか読みごたえがある。ただ、塗装説明に関しては別紙――つまり模型流通限定の――にしか描かれていない。
まあ確かに、教材として授業時間のあいだに作るのに、いちいちプラカラー用意して塗装なんて出来ないよな!
とりあえず、私はスミいれとか、最低限の色をさすだけでサクサク仕上げるつもりだが――はてさて。
