静岡割り

私の出身は静岡である。まあ、なんという事の無い地方都市かも知れないが、長く関西に住み、その後更に地方――というか辺境――というか、まあ、田舎に住むと、「静岡って地味に都会だよなぁ」とか思う。

くどい様だが、私の現住所は県都、つーかその中心部に程近いあたりなンだよ!?
で、ここは昼間から「飲む以外にやることないのか?」とも思える土地だったりするのだけど……昼酒をよしとしない私は、夜になってから清々と飲む

さて、今日は、静岡から送ってもらった「静岡割り」。
静岡県産茶葉を使った、無炭酸・アルコール分6%のチューハイである。

時々、他の生活雑貨等と一緒に送ってもらうのだけど……さすがに「まとめて1カートン送って」とは言えない。2.3本送ってもらい、たまに飲むのだけれど……今回の分はこれが最後だ。
お茶の苦味と共に……ふぅわり、とした甘みを感じる。
郷愁、と言ってしまうのは簡単だけど、これは私にとって特別なチューハイだと、あらためて思う。
ただ「焼酎を割るためにお茶を使う」のではなくて、「静岡茶を使ったおいしいチューハイを造る」という意識が強く感じられる。……と思う。
お茶は濃い感じでしっかり主張してるし、アルコール分も6%でキリッとしてる。

お茶割りチューハイは他にもあった様な気がするけど……個人的にはこれが一番好き、かな。
勿論、個人レベルでお茶の種類や入れ方、焼酎等スピリッツ類の選択や混ぜ方で、もっと個人の好みに合ったものはできるだろうけど、これは一つの指針、というかベンチマークになるのではないかな? と思える。
 
レモン・ハート」の松ちゃんは“ウイスキーのウーロン割り”と言ってはマスターに渋い顔されるけど、“酒と茶の真面目な関係を模索”ってテーマで……ちょっと読んでみたいなぁ

次は……年末年始あたりに、まとめて1パックくらい持ち帰ってこようかなぁ。