新装版「イブの息子たち」1巻

既にプリンセスコミックス旧版で全7巻揃えてるわけだが、手を出してしまった。
セノバのジュンク堂&丸善でラス1、ふー。

えー、先頃リリースされた秋田版「修道士ファルコ」と同じレーベルで、つまりはカラーページは白黒のまま、むう。
なるほど、旧版1巻と2巻から読みきり作品を弾いて1冊にまとめたのね。巻末にクロニクルが追加されてるけど。

ともあれ、改めて読み返すと――あ、ちょっと待て、そのうちセリフ改変とかもあるんだろうけど。

「いざ愛と感動とコーフンにみちたブッチュを!!」

から、

「低俗な女にははかりしれぬ
 深遠なる形而上学的世界へ
 旅だつのだ……」

を経て、

「二人あわせて」
「ホモレンジャー!」

……たまらん、この70年代センス。

空飛ぶ絨毯は、アラビアからの払い下げ
“カーペットGTカスタム”!
GTカスタム、というグレードもさることながら、わざわざ
オートマチックトランスミッション
 低公害エンジン」
……何故いちいちそんな解説を入れるのかなんて、平成生まれには判らんだろうなぁ。

その他にも
「たまに五つ子が生まれる」とか「副作用は口が耳までさける」とか、
「ジョニ赤とジョニ黒じゃたいぐうが違うんだな」
「理由はお父さんにきいてみな」
とか。

……ヒンデンブルグレッド・ツェッペリン、「移民の詩」を聴いた事が無い人には何だかわからんかも知れないなあ。
http://www.youtube.com/watch?v=MOe7_vtAHD0


全5巻予定なので、2巻は――旧版4巻のはじめあたりまで入るかな?