三文の得どころではない。
9月半ばともなると、さすがに日中はともかく6時前はまだ薄暗い――。
早朝ドライブとして、日本平を目指す。
けっこう2輪が多くて、道を譲りたくてもエスケープゾーンが無いのがつらいよなぁ。
159はボディサイズと車重的に、こういう道ではちょっと厳しいんだよね……。145ならまた話は違うだろうし、初代スパイダーあたりなんかいいよなー。
富士山をバックに撮ってみる。
こんなくっきりしたのは、夏場はなかなか見られないよ。
2輪だけでなく4輪もちらほら。
ポルシェのボクスターにカレラ、NAロードスター、
なんと白い117クーペの隣には銀色の33GT-R。
何? 33Rなんて珍しくもない?
オーテックの4ドア33GT-Rでも!? いやあ、初めて見たぞ。
写真を撮るのははばかられたので撮ってない。残念。
帰途、下から上ってくるのは――メルセデスの古いオープンが2台と、あの水色のはもしや、ジネッタ!? どうやらぼくらしいよ。
流通センター通りの、静岡鉄道の踏切待ちしていると、なんかいい音が隣に――。
ZenderのウイングにOZスーパーツーリズモ、見るからに気合の入った赤いアルファ156。
何やらクラブのロゴが入ったリアウィンドウに――え? 3.0V6!?
“フォー―――――ンンンッ”と快音(ただの爆音でない「いい音」ってのはああいうものだな)轟かせ、第二東名の方角へ、か? 去って行った。
(帰宅して検索したら、どうやらアルファ中心のカークラブの会長さんらしい)
私は唐瀬ICで静清バイパスにのる。こないだまでここで異音が発生してたが、もうそんなもの聞こえない、うん。
なかなかに濃い朝の体験でございました。