戦隊モノは日本の文化だ!

ワケあって
「宇宙海賊ゴーカイジャーvs宇宙刑事ギャバン
を見てきた。
……もともと「休日だとお子様いっぱいでうるさいから平日に行こう」というハナシだったのだが、なぜか子供連れがチラホラ。


のっけからゴーカイジャーの船が襲われている。敵はドルギラン。
不時着した船、その上空から舞い降りたのは――伝説の宇宙刑事ギャバン!
子供たちのヒーロー、ゴーカイジャーを、赤子の手をひねるかのごとく得意技の数々で叩きのめす謎の男ギャバン
まるで悪役だ。
そう、パパ世代にはワクワク、子供世代には「こいつ何者!?」のドキドキ(を狙ったのだろう)。


どんでんがえしは子供向けゆえだろうがあっさりしたもので、ゴーカイジャーギャバンの共闘へと向かうわけだが、過去のスーパー戦隊の存在がゴーカイジャーの「先輩」として重要な役割を果たす! そしてクライマックス。
私もあまり記憶はしていなかったが、それでもコンバットスーツの「蒸着!」のナレーションは忘れられない――。




劇中、過去の戦隊シリーズにチェンジして戦うゴーカイジャーだが、あのカラーだけでどんなポジションなのか理解できる(想像がつく)し、ひたすらシリーズの「おいしいとこどり」をやってるぞ、おい!
チョイ役ではあるが、新戦隊「特命戦隊ゴーバスターズ

間違えた。

も、素顔を出さずに即・参上! 短いシーンながら大事な役目を果たし、今後に期待させてくれる。

子供向け作品? その通り。バンダイの商売? その通り。
しかし、これだけ子供たちを楽しませてくれる(親世代もだ!)ならば、それに見合う対価でガッチリ儲けたっていいじゃん! という気にさせてくれた。