さよなら、けど、きっとまた会えると信じたい。

私が「サンクタム」最終回を見て出たとき、やはり行列ができていた。

静岡オリオン座のラストを飾るのは「二十四の瞳」。
時間が許せば、見ていくべきだったのだが。


私は子供の頃、あまり映画を見に行った記憶が無い。

なんでだろう? と首をかしげてみる。


ああ、そうか、
私の母は「暗いとこにいると(暗所で映像を見てると)頭が痛くなる」というたちで、なかなか映画につれてってもらえなかったのだ。
確か、オリオン座で公開された「ゴーストバスターズ」は、母の会社の人がつれてってくれたのだ。
そうそう、この階段!

トップガン」も確かオリオン座だったなぁ。


逆襲のシャア」は、当時のクラスメートが前売り券をプレゼントしてくれたのだ(一種の「お別れ会」ではあるな)。そうだ……ピカデリー1になった、当時の松竹だな。


ピカデリーの横が、昔は「アニメショップペロ」だった。


こういう世界、よかったよなぁ、と、失ってから判る。


今日は結局「ワイルドスピード」と「サンクタム」になったが、
サンクタム」→「蒲田行進曲」→「ワイルドスピード」がよかったか。

静岡の財産、ただ消えていくなんてのは、ナシだよ。