先日、アパートにて。

玄関先にて、
ガチャン
と何かが割れる音がした。

玄関から顔を出してみると、何者か――子供のようだ――がタッタッと廊下を駆けて、すぐに姿が見えなくなった。
 
部屋に戻り、しばらくすると縁側のほうから何か物音がする。
照明を消し、カーテンの隙間から外をうかがうと、柵の扉を開けて何者かが入ってきた。もじゃもじゃした頭の男だ。
狭いスペースである、すぐに窓の側に来た。
大きく見開き異様に輝かせた――完全にイッた目つきで――眼が合った!

私はあわてて窓から離れるが、そいつは鉄パイプをふりあげ
 


 
 
そこで目が覚めた。