今週のお題「ゲーム」

……家庭用ハードが初代ファミコンどまりの人間にどうしろと?
 
ま、テレビゲームばかりがゲームではない。さりとて今更「Kanon」について力説するのも、だし、「東方」は同人誌と同人CDと商業コミカライズしか、だしなぁ。
サバイバルゲームは……やりたいけどなぁ。ただ、私は元々ポリスアクション、それも私服刑事派なので、長物(コンパクトSMG含む)はちょっとなぁ。
とりあえず、タナカのM629かパイソンか、マルシンのM29クラシックかブラックホーク、はたまたクラウンのM29を手に入れるまで待ってくれい。←リボルバー派。

ただ、ゲームというと、「遊び」つーか「遊戯」と思う人が多かろう。しかし「獲物」って意味もあるのだな。
ギャビン・ライアルの「もっとも危険なゲーム」という小説をご存知だろうか?
英国人の資源調査パイロット、ビル・ケアリは立入禁止空域であるフィンランドソ連との国境地帯で活動していたが、なかなか鉱脈の反応が出ないままだった。
ある日、大富豪にして狩猟家であるホーマーの依頼で、彼を国境に近い地帯へ送り届けた。
世界を巡り、大抵の「危険な獲物」を仕留めてきたというホーマー。その彼の行方を追ってきた妹、そしてケアリの周囲にちらつく不穏な空気。ケアリの過去にまつわるなにか。
そして、.300口径マグナムのライフルを抱えたホーマーの狙う“もっとも危険な獲物”は――。
 
最近は書店でもライアル作品を見かけない……「深夜プラス1」くらいか。
他にデビュー作「ちがった空」と「本番台本」の初期4作品ばかりがもてはやされるライアルだけど、後年の作品だって決して悪くはないと思うんだけどナァ。