「シティーハンターって一体なんなのよ!
街中で暴走する! ゴジラは火を噴く! あたしをさわる! 100トンハンマーが飛び出して突然家の中がメチャクチャになる!
かと思ったら傭兵が大勢来て撃ちあいにご近所さんを巻き込む!
挙句は筋肉ムキムキマッチョの変態ディナーショーがはじまる!
あんた人間なの!?
お次はドローンときたわ! 殺されそうになったらあんたに助けられたわ!
そしたら怪盗美女3姉妹まで出てくるのよ!
一体シティーハンターって何なのか教えてちょうだい!」
「駄目だ もっこり」
TVでの紹介とか、スナップロードNGとかの話以外になるべく情報を入れない状態で、
「シティーハンター劇場版」
を見てきた。
間違いなく面白い一作だし、これが「次回作」につながることを大いに期待する。
……次回につなげるために、「スナップロードNG」は必要な事だった、少なくともマイナスでなくプラスになる、と信じたい。
色々思ったことはあるが、ちょっとまだ考えがまだまとまらないので、いくつか気になった点だけ。
旧ミニクーパー、若い世代にヒール&トゥとシフト操作が理解してもらえただろうか、という余計な心配はともかく、原作コミックやアニメ旧作だとサンルーフとかあったっけか……?
エンドクレジットで“車両資料協力:田中むねよし”と出てきて驚いたけど、どこまで関与してるんだろう?
ただ……何より気になったのが、ナンバー。
「新宿300」って、旧ミニはいつから3ナンバーになったの……!? 車幅で3ナンバーになった筈もないので、「実は2リッターオーバーのエンジンを積んでる」とか妄想をもっこり膨らませてみる。
とはいえそんなもの収まるのか? コンパクトで大排気量扱いなら13Bロータリー――と一瞬思ったけど、2リッター枠内の扱いらしいし。
ヴィンスが大塚芳忠、御国が山寺宏一で「堀内賢雄はどこ?」と一瞬期待したわけだが(「フルハウス」本放送終了からもう二十年以上経つのか……)、ヴィンスの銃がスパイクのと同一仕様ではないにせよ、ジェリコ941系というのは何の皮肉か? と一瞬思った。
……これももう二十年も経つのか。
そして終盤の海坊主とPMC隊長の戦い、「来いよベネット(仮称)」「野郎オブクラッシャー!」を期待したのは私だけじゃないと思いたい。