今週のお題「人に薦めたい映画」やはり……

確か高校の頃、古本屋で手に入れた「Thats!イズミコ」で、その映画の存在を知った、と思う。あと、「一本木蛮のキャンパス日記」。

とにかく、「コレを見とかないとなんかダメらしい」という印象は受けたのだが、実際に見るのは大学に入って、図書館の視聴覚設備でレーザーディスク見放題になってから、である。
……十代のうちに見といてよかったよ、ホント。

「ブルースブラザーズ」

舞台はイリノイ、主人公は孤児院出身の義兄弟。
刑務所を出所した兄、ジェイク・ブルース。(ジョン・ベルーシ)
それを迎えにきた弟、エルウッド・ブルース。(ダン・エイクロイド)
エルウッドが払い下げパトカーで迎えに来たことに文句を垂れるジェイクだが、その性能を目の当たりにして「悪くねえ」
シカゴの孤児院のシスターに挨拶に行く二人だが、税金が払えず閉鎖の危機にあっていると聞く。
「ハハハ、それっぽっちのカネ、すぐ用意してやらあ」
不浄のカネは受け取れない、と蹴りだされる二人だが、管理人のカーティス(キャブ・キャロウェイ)に「クリオファス牧師(ジェイムズ・ブラウン)の説教を聞いてみろ」と勧められ――そこで天啓をうける。
「そうだ! バンドだ!」
以前やっていたバンドを再結成して、ギャラを稼げばいい! これぞ神からの任務だ! だが、かつての仲間は散り散りバラバラ、どうしようか――と悩んでいると、州警察の職質を受けてシマッタ! エルウッドは諸々の交通違反で追われているのだ、かくて逃げ込んだのはショッピングモール駐車場。
「どーすんだ!」「前向きに生きよう」「同じとこ廻ってるだけじゃねーか!」「駐車場から出る? OK」

かくてパトをまいた二人は、かつての仲間を嘆願や懇願や脅迫でなんとか呼び戻し、レイ(レイ・チャールズ)の店で楽器を調達する。

だが、その過程で彼らはあまりに多くの敵を作った。
イリノイ州警にシカゴ市警、仕事を横取りされたカントリーバンドと酒場の主人、イリノイ・ナチ、そして執拗に襲い掛かる謎の女(キャリー・フィッシャー)。
そして、運命のパレス・ホテルでのコンサートに突入するのだが――。

その衝撃の展開と結末に括目せよ!
そして笑え! 歌え! 踊れ!

ブルース・ブラザース [DVD]

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